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頑張れ東北!みちのくの光は消えず~2003.1.1

頑張れ東北!みちのくの光は消えず~2003.1.1

入選作015 詰将棋パラダイス 平成16年4月号

H15.04.14
素材008

「詰将棋パラダイス」HPの懸賞詰将棋(平成16/2004年4月分)に掲載された。

【作者】本田 伸
【正解】13歩成、同玉、31角、12玉、13飛、21玉、22角成、同玉、33飛成、同玉、23金まで11手
【解答数】117名→正解116名
★あたり駒のない初形は清々しく、解いてやろうかという気になるもの。解答数は余裕の大台突破でしたが、残念ながら1名だけ誤解がありました。
★歩の拠点をいかして13角が目に入ってきますが、12玉、22飛、11玉で続きません。歩を成り捨てての3手目14飛も誘われますが、22玉、13角、11玉、31角成、12歩で逃れます。直感を外しつつ軽く読ませるあたり、実によくできた導入部と言えるでしょう。
★3手目31角は合駒ができないのを見越した上での着手。次に打った飛車ともども、立て続けに捨ててしまって大いに盛り上がります。易しい問題ですが、手触りのよさ、感覚のよさ、そういうものを充分に感じさせる作品です。
○東京農業大学第三高校将棋部「スッキリ!サッパリした詰心地」
○山村政「よくまとまっていて好感が持てます。気になる点は形が決まっていて紛れる余地が少ないところ。例えば玉を32にし、41角を持駒にして玉方54歩を追加(余詰消し)した13手詰にすれば、初手42飛や23角の紛れが生じるほか、変化に厚みが生まれると思います」
★これは取り入れておきたい逆算かもしれません。初手の紛れが格段に増えそうです。54歩は、初手23角、同玉、13飛、32玉、54角を防いだものですが、この初手23角も面白い手ですね。姉妹作も生まれそうな予感。
○窪田征弘「今回はすんなり解けました。3手目がポイントだったかな。また来月楽しみにしています!(今日もビールがウマイ!)」
○佐藤司「初手に気付いた人は一目、そうじゃない人は泥沼、明暗が分かれそうです」
★初手42飛などを考え出すと止まらなさそうです。
○清一「初手の拠点消去がわかれば易しい作品」
○やっくん「31角を打って捨てるのがいい味」
○市原誠「初手はいいんだけど、その後の展開がやや意外でした」
○朝倉隆「1四歩は拠点かと思いました」
○流「はじめチョロチョロなかパッパって詰将棋の言葉でしたっけ。(ぇ」
○坂本栄治郎「この問題は、大駒(飛角)が取られる事なく無条件で打てるのでやさしい問題に見えました。最後の詰めあがりに4一角が残ったままなのでもう少しスッキリしない感じがしました」
○山本善章「初手13角を相当考えてしまいました。(すぐに切れるのになぜか・・・)」
★13角、11玉、31飛、21○合、22角成……このあたりで1作できそうな「作家の勘」が働いたのではないでしょうか?(^-^;
○尾林秀幸「手が限られているので考えやすかった」
○丸山謙助「筋の連続で、簡単だったと思います」
○坂野孔一「易しい作品」
○雲丹頭「詰将棋はこうじゃなくちゃ、という位、気持ち良い」
○松岡利忠「41の角が動いて最後に詰むようにしたいですね」
○中筋俊裕「紛れは少ないですが、大駒が2枚消えるのはいいですね」
★打ち捨てではなく、一度盤上に置かれた駒ですから、なおさら気持ちよいところ。
○藤本英俊「ポイントは5手目の13飛?」
○進士裕志「軽くてきれいに仕上げてあります」
○嶋口貴臣「初形と5手後の違いがねらい?」
○青山良秀「14歩が邪魔と気付けばすんなりですね」
○青木武彦「△2一玉のあとが1時間考えてもわからず、一休みしてまた考え直したら▲2二角成がぱっとひらめきました」
★金を取る手が盲点になった!?
○南英治「一目見て「よし解こう」という気分になりました。お昼休みに最適」
○アニメおたく「13角ではすぐ切れてしまうので初手にそれほど抵抗感がない。もう少し考えるところが欲しい感じ」
★慣れた方には物足りないですか。
○大沼眞人「軽い手筋物で、解きやすかった」
○海江田和弘「33飛成は駒取りだけどいい味」
○テンコ「これだけ好形なら文句なし。41角の不動は意外でした」
○ゆめぎんが「どのように33の金を入手するか。応手は全部玉なんですね」
○suzatsu「3手目の角打ちがポイントだったような気がします」
○本田博巳「序(1三歩成、同玉、3一角、1二玉、1三飛、2一玉、)3手目、1四飛もありそうで読まされる(小枝)。破(2二角成、同玉)、急(3三飛成、同玉、2三金) まで11手詰。というところでしょうか? 序でも結構迷いそう。破の2二角成が見えると序も急も明解に見えてしまうという感じではないでしょうか?」
○高野甚蔵「大事そうな歩の成り捨てと、合いの利かない31角が秀逸。初手13角や、三手目14飛など、常識的に上から押さえようとしてちょっと手こずった」
★おっしゃるとおり、普通上からおさえるところなので、下から31角は見逃しやすい手です。
○GEDZI「実戦で、こんな手順で詰め上げてみたい!(^^)」
○MEZOE「久しぶりに自力で解けた。1三歩成から3一角に合駒ができないところがポイントかも」
○和田克彦「4一角のききが全てですね」
○金田拓海「きれいな手順でとても解きやすかったです^^」
○橋信雄「初手1三歩成は一目でしたし、3一角から1三飛も、これしかないような、すなおな手順なのに、なぜか2二角成から3三飛成と金を取る手がまるで見えていませんでした」
○名越健将「攻めを切らさない攻め」
○岩田章利「初手歩成から角を打てば、後は手順に詰む」
○今井秀和「軽い初手を入れることで大駒の威力が倍増した感がある」
○松浦「4一角が不動だったのは意外でした」
○石橋信之「難しかったです。一生懸命考えました。まだ将棋を覚えて1年くらいです」
★1年で11手詰が解けるとは素晴らしいと思います(^-^)
○ユング君「この初形では詰上りの形が透けて見えるので簡単でした」
○わたぼう「ずっと14歩の向きを間違えていてはまっていました。これだけの駒で余詰が無いのが不思議」
★歩の向きが違うと詰む気がしませんね(^-^;
○牟田正憲「狭い玉形で考えやすかった。離し角に合駒が効かないのに気づいてからは簡単だった」
○Tazu@「結構紛れがありますね、悩みました」
○松田哲裕「桂香がないと玉が広いですね」
○ムーチョ「最初、1四の歩の向きを勘違いしてて「あれ?」って思ってました(爆)。勘違いが直ってすぐに解けましたが。個人的には、紛れも少なく中合いもない大駒捨てで、大好きな手順です(笑)。詰上りの形もスッキリしてていいけど、玉方がちょっと寂しいのが難点かな」
★おや、ここにも。
○伊藤孝志「1四歩を受け方の駒と勘違いしてまして、なかなか詰ます事が出来ませんでした(笑)」
★うわ、ここにも(^-^;
○鎌形尚「31角がなかなか見えなかった」
○杉原功「大変わかりやすい問題でした」
○江沢民子「簡素な初形がイイですね。持駒の飛車・角行も捌けてスッキリ」
★角行! なんだか久しぶりに目にしました。
○岡本敏男「打った角飛がさばけて気持ち良い」
○かけそば「美形に惹かれて取り組んだものの、どの攻めも切れてしまう。美人にはトゲがある・・・22角成~33飛成の駒取りは意外に気付きにくいか」
○大島春美「初手指しにくい」
○上谷昌昭「3手目が詰将棋らしい手筋ですね。これに気づいたあとは流れるように解けました」
○鈴木秀行「ちょっと手頃で小粋な作品だと思います」
★この作品にぴったりのお言葉。
○松尾剛「軽快な手順で、気分も軽快」
○加藤桃子「初手と3手目が難しかったです」
○西村賢「初手からのワンツーパンチで決まり。あとは紛れも無く、玉砕まで一直線」
○熊谷政行「1三に歩を成り捨てたら一本道、今月は易しかった」
○北畑和美「あまり紛れはないが、後半のたたき込みは気持ちいい」
○砂川順一「序の数手はすぐ見えるが、21玉で少し考えた。33飛成は駒取りだが後の23金と絡んで味は悪くない」
○井上泰夫「4五の香車が実にしぶい存在で、最後に利いているのが良かった」
○morioka osamu「2二角成の感触がいい」
○内田康裕「自然な配置で思わず解いてみたくなりました」
★初形の功は大きかったようです。
○おおじこうじ「21玉の後、どうしても32角成と23飛成にこだわってしまい、なかなか22角成が見えませんでした」
○矢口裕紀「この流れるような手順がなんとも気持ちいいですね」
○谷口翔太「角飛を捨てて金打、ヤッター」
○高野「持駒の飛車角がきれいに消えて気分が良かったです」
○出口智博「飛車打ちが限定でよく練られているのがわかります」
○S.Kimura「3三金を取るための1三飛に気付いてようやく詰みが見えた」
○酒賀「1四歩は詰めの足場と思いこみ、成り捨てる手を読むのが最後になったため、時間がかかりました。いつものことで、詰めに時間がかかるときは本筋以外の手のにとらわれすぎているのはわかっているのですが。私の場合、こだわりをもたず、広く手を探すことが、詰将棋上達法のようです」
★悩んだときはしらみつぶし、これに限ります。
○門倉義孝「盤に駒をならべず解くことができました」
○住田篤信「解くのに、1週間以上かかりました。難しかったです」
★お疲れさまでした(^-^)


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